美味しい食べ物が沢山有る北海道。
「食を求めた旅行」を考えた時、多くの方々が旅行先として候補に入れるのではないでしょうか?
勿論、日本には「魅力有る場所」「美味しい食べ物」が全国各地に有りますから簡単な比較は出来ないと分かってもいます。
実際に私達夫婦も行きたいと考えている場所は沢山有り、次から次へと増えいるのが現状であります。
限られた時間の中、優先順位を常に入れ替えながら早めに行き先を決定し実行へ移しています。
そして「2025年ゴールデンウィーク」は北海道行きに決定!
去年の夏頃から宿の予約など出来る準備を進めてきました。
当初は、以前旅行した時にとても楽しいと感じた「大阪・神戸」を有力な候補として考えていました。
しかしその気持ちを大きく変えたのが東北新幹線の「グランクラス」であります。
2024年のゴールデンウィーク、東京駅から仙台駅へ戻る際に利用した「グランクラス」の体験が良すぎて2人共「もう一度乗りたい!」と常に考えていたのです。
「東京ー仙台」間は、はやぶさ号で約1時間半。
軽食付きの場合、1時間半との時間は「あっ」と言う間に終わりとの印象。
そこで考えたのが「仙台ー新函館北斗」の約2時間半を楽しむであります。
東京駅から新函館北斗まで利用すればもっと長い時間(4時間)楽しめるのですが、先ずは2時間半でも満足出来ると考え計画を進めてきました。
「グランクラスに乗車」を1番の予定として考えた中での最大の準備は「切符の予約」であります。
前回「グランクラス」を利用した時は「ほぼ貸し切り状態」でしたが今回は違うと予想、1ヶ月前の発売日に「必ず予約」と強く考えていました。
そして出来れば「一番後ろの二人掛け」を取りたいとの気持ちからも発売日を強く意識してきました。
今回も「えきねっと」から予約

1ヶ月前の午前10時を過ぎた所でサイトにアクセスし、希望時間帯の2つの列車を順番に検索。
しかし第1希望・第2希望の列車のどちらも「一番後ろの二人掛」けは既に埋まっていました。
少し残念ではありましたが第一希望と考えていた11時台発の列車の「後ろから2番目」を無事予約出来て一安心。
その日の夕方に再びサイトにアクセスしてみると「グランクラス」の16席は全て完売となっている程の人気っぷりでありました。
予約は「えきねっと」から行いましたが記念として見てみたいとの気持ちから今回は「紙切符」での発券を選択。(最終的には駅で回収となってしまいますが)


本来、Suicaと紐付ける事で便利に使え、尚且つ割引価格にもなるのが魅力の「えきねっと」であります。
今回の2人分の場合、Suicaとの紐付けを行うと400円引きとなり更にJREポイントが1318円分付く状況です。

当日の朝となり「待ちに待ったグランクラス」とのウキウキの気持ちで仙台駅へ向かいました。
改札前に来ると「連休による」混んでいるとの印象。

しかし改札を通った後の待合エリアは沢山の空席状態(普段の土日ならば全て埋まっている事が多い)


出発時刻までは30分以上あり、ゆっくりと座れている安心感から小腹が空いてきました。
そこで妻が購入してきた品は「ずんだシェイク」。 井ケ田の商品は美味しい物が沢山あります。

今回最初に向かうのは11番線12番線の下りホーム。秋田へ行った時以来です。


上がってみると11番線には回送列車が停車中でした。


こまちも連結された回送列車。

10号車付近にて待ちたいと思います。


車内は消灯となっていましたが、グランクラスの座席の様子が伺えます。

回送列車が出発するとこの様な景色が見えました。妻の話によると、青葉通りのこの景色が代表的との事です。もう少し新緑が増えるとより良くなるのでしょうね。

はやぶさ11号が入線してきました!


仙台駅にてグランクラスから下車する方がいましたが、どうやらその座席が私達が利用する座席だった様子。
前の乗客が席を立ってから私達が乗車するまで30秒程ですから、その間に清掃を済ませるのは不可能ですよね。
一旦後ろにて待機です。

素早く清掃を行って頂き、ありがとうございます。無事に席に付く事が出来ました。


ちょうどお隣の1人席の方が席をたったので、出発前のホームの様子を見てみました。

早速、アテンダントさんよりウエルカムセットを手渡してもらいました。

中身はこの3点とメニュー表です。

「和食」「洋食」のどちらかを選択になります。


最初に入ってきた「おつまみ」はこちら。

私が気になっていたパウンドケーキ、今回は「とちあいか」です。

2人とも「和食」を選択。合わせて私は赤ワイン。


普段は全くお酒を飲まない私ですが旅行となるとアルコールを選びます。

やはり車内での食事は楽しいものです。車内の軽食だけでは少ないと考え、仙台駅地下にて食料を買い込んできました。


妻は炭酸水を選択です。こちらのグラスにも分けて注いでくれました。

スペースの面から1度に広げる事が出来ず、串物は後から登場。


食事を楽しんでいる間に盛岡駅まで来ました。 時速320kmで走行している車内にて普通に食事が出来る事は凄い事と思います。
現在の便利さは多くの方々の様々な仕事の上に成り立っている事を実感します。

東京駅から乗務して来たアテンダントさんは盛岡駅にて入れ替わる様子。ホーム上には別のお二人が待機している姿が見えました。
私自身は先程頂いていたスイーツを味わって行きたいと思います。



2本目は「白ワイン」を選択。


妻はアルコールを選ばず「りんごジュース」を選択。

飲み物も一段落し、リクライニングシートを倒してみます。


新青森駅へ到着。こちらでは数組の方がグランクラスを下車していきました。有名リゾートホテルもありますし、私達夫婦も計画に入れている場所であります。

トンネルが近付き、妻と座席の位置交換をして窓側へ。

青函トンネルに入った所で赤ワインをお願いしてみました。

青函トンネルを抜けたと同時に「北海道へようこそ!」とのアナウンス。この速度でも20分間以上トンネルの中と言う長さでした。


当時の工事の大変さと開通後の便利さに感謝です。
新函館北斗駅が近付きアテンダントさんから丁寧なメッセージもあり。


新函館北斗へ到着!
「グランクラス」とても利用価値の高いサービスと感じ大満足であります!

2024年にグランクラスに乗車した時の「車内の詳しい内容」の記録も合わせてご覧下さい。
現在、線路はここまでとなっていますが2039年札幌まで開通の為の延伸工事が進められていますね。

旗を持った人の姿も有り団体旅行の方々が多い様子、やはり東京からの直通は年齢の高めな方々にも喜ばれるのでしょうね。


ここからは「函館ライナー」へ乗り換え。

快速との事で「五稜郭駅」を含めて2駅のみ、15分で函館へ到着。

函館にて1泊滞在、翌朝再び「函館駅」へ戻って来ました!

札幌までの移動は「特急北斗」こちらも楽しみにしていた旅の一部分。

約4時間の乗車との事もあり「グリーン車」を選択。



無事に一番後ろの2人掛け席を確保出来ました。

席の後ろに荷物が置けて、リクライニングも気にしないで倒せる面が良いです。

このシートピッチは嬉しいですね。

1席+2席の配置、車両前方には多目的ルームも有ることで座席数自体少なめです。

フットレストはこちら側が土足用と思われます。

裏返すとこの色へと変わり、靴を脱いで使用してみました。前ポケットの冊子には説明が書かれていない状況。

座席裏側に切符を挟む場所が設置されています。

いよいよ出発。


天気はあまり良くないですが北海道らしい景色と感じます。

「いかめし」で有名な「森駅」から先は海沿いを走っていきます。遠くに洞爺湖方面の景色も見えます!



途中で少し眠って居た時間も有りでしたが景色を見ながら鉄道の旅を楽しみます。
札幌駅まであと少し! グリーン車ならば4時間でも疲れは少ないと感じます。



札幌市内にて2泊滞在、目的のお店などの予定を全て達成出来て大満足。
再び駅ホームへ戻って来て、新千歳空港へ向かう為の「特急エアポート」へ乗り込みました。

新千歳空港の2階へ到着。

最初に目指したのが「十勝のハピまん」美味しいと定評です!



普段からもポテチ好きの妻の好みはカルビー商品、並んで購入してきました。



3階には「ロイズパン」有り。これは私の大好みであります!



搭乗時刻まで2時間以上ありましたが、ラウンジで過ごす為に手荷物検査場へと入っていきます。


こちらのエスカレーターを登ればラウンジ。



窓側の席では空港内の様子が一望可能。本日は晴れていて飛行機も良く見えます。

ラウンジ内のドリンク提供はとても嬉しいですね。


最近は飛行機に乗る機会が減った事で「最近の事情」が分からないのですが、新千歳のラウンジはビールが4種類有るのですね〜


久々にビールにお菓子、嬉しいですね〜 自宅では取らない行動です。


「ちいさなフィナンシェ」もこちらで始めて見ました。


味を変えて2杯目のビール。

コーヒーでラストとしました。

6番ゲートよりの搭乗、コードシェア便となるADO運航便に乗ります。

妻は地上スタッフの方々へ手を振り返すの好きな様子。今回も行っていました。

ランウェイへと移動。

エンジン音が高鳴り始め加速開始、テイクオフ!


滑走路4本有る(航空自衛隊含め)新千歳空港も小さく見えます。

機内サービスのコーヒーを頂きました。新幹線に慣れていると飛行機は前の座席とのピッチが狭めと感じますね。

西の空に日が落ちて行く様子が見えとてもキレイ。


離陸から1時間弱で仙台港上空まで来ました。1度太平洋へ出てから右旋回しRW27を目指す方法が仙台空港の定番。


仙台へ戻ってきました!

今回、行きは「鉄道」帰りは「飛行機」と言った移動に関する内容をメインで記事に纏めました。
仙台ー新函館北斗 新幹線(グランクラス)の料金は2人分で66380円
函館ー札幌 特急北斗(グリーン車)の料金は2人分で26200円
新千歳空港ー仙台空港 ANAの航空料金は2人分で28380円 しかし、こちらは20000マイルを1.3倍にてANA Skyコイン26000円分に交換して充当した事で手出し金は2380円となりました。
その他の在来線なども含めるとざっくりとした交通費は99000円です。
移動時間は掛かるけれど「ゆったり過ごせる鉄道」と移動時間は短いが「若干行動範囲に窮屈感の有る飛行機」
「旅」としてはどちらも有りですよね!
以前の私は断然「飛行機」でしたが、最近は「新幹線」へと気持ちが変わってきました。
子供の頃は「鉄道好き」、社会人になって「飛行機好き」
元々どちらも好きな訳ですが、国内の移動に関しては「鉄道の旅」が今の夫婦のスタイルに合ってきていると感じています。
夫婦で行く「旅行」とても良い時間となり、今回も沢山の良い体験が出来ました。
旅の内容も別の記事として書いていきたいと考えていますので、どうぞ宜しくお願いします。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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