２０２２年のお盆連休は多くの方々が帰省や旅行などで各地へ足を運び楽しい時間を過ごされた事と想像しています。
私達夫婦もお盆の連休を利用して旅行を楽しむ事が出来ました。
私が勤めている会社のお盆連休は他の方々よりも若干遅れてのスタートだった事もあり、一番のピークを避けての旅行期間だったとも感じます。
１年間のおおよその勤務スケジュールが分かっている事から、航空券の予約は半年程前に行っていました。
その時点ではまだ旅行先は決めておらず、仙台空港から直行で行ける地域を考えた上で航空券の空き状況を調べ始めてみました。
そして今回の飛行機を利用した旅行の大きなポイントは、「ANAマイルを使った無料航空券での旅」を計画する事でもありました。
半年前ならば比較的空いているなどと考えて調べ始めてみると、お盆の連休期間に関しては多くの部分が×印となっている事が分かりました。
その中から「往復無料航空券」で予約が取れる地域として見付かったのが「広島」でした。
妻は「広島」へ行った事がが無く、私自身は記憶が薄れている位前に行った（２０年近く前）状況でしたので、「広島旅行」へ決定！となり素早く予約となりました。
仙台空港～広島空港「無料航空券」お盆連休はハイシーズンとの位置付けとなって、１人＝１８０００マイル必要。 夫婦で３６０００マイルを使用しての予約となりました。
こちらの区間は４５日前に予約をしたとしても片道１４０００円の価格ですので、２人での往復ならば
５６０００円の金額が必要になります。
航空券は私が予約とうの手続きを行いましたが、旅行全般の行動内容や宿泊先は妻にお願いをしています。
それは❝妻が旅行先の事を色々と調べてプランを作るのが得意❞だからです。
宿泊先に関しても、ホテルのグレードや宿泊プランに対しての価格のお得さを立地などを確認し、また旅行全体の費用として考え、どの部分にお金を掛け、どの部分を削るなども考慮してホテルを選んでくれます。
また予約する時期によっても値段は変わりますし、ホテル側の事情も有ってか後になってから❝値段が下がって来る❞事もあります。
私達夫婦が旅行する際に９９％利用している「楽天トラベル」は１週間前までのキャンセルで有れば、キャンセル料は掛からないとの嬉しい面もあり、旅行開始近くまで色々と調べてくれます。
今までの旅行でも何度も調べる事によって、❝高いグレードの部屋に空きが出ていて価格的にもお手頃だった❞と言ったケースもありました。
仙台空港～広島空港の直行便は２０２２年夏現在、朝便と夜便の１日２往復のみです。
仙台空港をベースとしているIBEXエアラインズの運航となりますが、ANAとの共同運航ともなっておりＡNAマイルでの「無料航空券」対象路線でもあります。
仙台空港を朝８：００出発となり、仙台空港を発着する便としては早い時間帯となります。
自宅を早めに出発し朝６時半には仙台空港へ到着しました。
今回の旅行は２泊３日との日程、マイカーにて仙台空港まで行った事から３日間の駐車場料金の事を考え、空港直営で有りながら少し安めな「第２駐車場」に車を止め、そこから空港敷地内を少し歩く形でターミナルへと向かいました。
左側には空港ターミナル、右側には空港線の駅が見えます。
以前からANAを良く利用していた事で、現在はANAのラウンジを使用出来る状況となっています。
その為、早めに空港へ到着した際には、ラウンジ内にて飲み物を頂きながら、搭乗時刻近くまでゆっくりと休む事も出来ます。
私自身は到着先で運転の予定が無い時には、ラウンジ内でビールを頂く様にしてきました。
そして今回も朝の時間帯では有りますが「ビールを１杯」頂く事にしました。
以前を思い返すと、ビールに合わせた食べ物を事前に購入してラウンジ内でビールを楽しみ、３杯は飲んでいましたが、現在は自宅でお酒を飲まなくなった事もあり今回は「旅行出発前の記念の１杯」としてビールを味わって見ました。
今回搭乗する飛行機は定員７０人ほどの小さ目な機体です。
胴体側面に「楽天イーグルス」のペイントがされています。
空港駐車場からターミナルまで歩いてきた時には傘を差さずに済みましたが、搭乗時刻近くには雨模様に変わっていました。
飛行機の外で作業されている方々の中にはカッパを着ていない人の姿も見えました。
空港内に居る沢山の方々の働きによって飛行機が無事に運行出来るのですから、皆さんに本当に感謝です。
搭乗客も無事に揃い定刻である８：００にドアクローズ。そのまま機体は海側方面へと移動してきRW27よりの離陸開始です。
真っ直ぐ進み蔵王連峰を超えるルートを上昇して行きますが、天気は雨の為に離陸後直ぐに雲の中へと入って行き窓の外の景色は真っ白です。
北陸地方上空に厚い雲が発生してるい事もあってか、そろそろ雲から抜けても良さそうな位の時間が過ぎても、窓の外は雲しか見えません。
所々小さな揺れも続き、「シートベルト着用のサイン」は点灯したままです。
ようやく雲の中に光が差し始め、青空も見え始めました。
今回の上昇中は「シートベルト着用サイン」が消えるまでに、かなり長い時間が掛かりましたが、無事に安定飛行へと変わり「ドリンクサービス」の開始です。
飛行機で移動すると遠い地域までの距離がとても近くに感じますね。
仙台空港から広島空港までのフライトタイムは１時間３５分となっていますが、実際の飛行時間はもっと短い状況です。
１０００ｋｍくらい離れていても１時間ちょっとでたどり着けますね。
窓の外には瀬戸内海と島々が見えています。
岡山県倉敷を過ぎて尾道辺りまで飛んで来ていると感じます。
広島空港は広島県の東部の山側に建てられている為、着陸前には山々の景色へと変わります。また、山を切り崩して滑走路が出来ている事もあって、また地面まで遠いと思われた位置から一気に滑走路が現れる印象です。
パイロットさんの技術力の素晴らしさによって、ソフトなタッチダウンで無事に広島空港到着です。
広島空港から広島市街まではリムジンバスにて移動となります。
「広島駅行き」と「広島バスターミナル行き」が有り、どちらも運賃は片道大人１３７０円です。
「広島駅」と「広島バスターミナル」との距離は、路面電車や市バスに乗って数分程の距離で大きな違いは無い印象ですが、高速道路のコースが少し違っている為、「広島駅」の方が１０分程早く到着出来ると思います。
私達夫婦は「広島バスターミナル行き」を選び１番バス乗り場にてバスを待っていました。
２番バス乗り場には「広島駅行き」が到着していましたが、本数も多い様で２台目です。
「広島バスターミナル行き」を選んだ理由は、バスターミナルが「そごうデパート」に隣接されている事と、原爆ドームに近かったからです。
広島空港を出発です！
山陽自動車道を通って広島インターまで、そこから下道を通って約１時間程で「広島バスターミナル」到着。
到着した時はお昼少し前の時刻でしたが、先ずはお昼ご飯として妻が調べてくれていたお店へ向かいます。
「そごう広島本館」１０階に在る「お好み焼き みっちゃん 雅」です。
お昼前の時間帯でしたが、発券機では既に数組が待っている状況、私達が発券した後も次々とお客さんが発券機をタッチしています。 さすが人気店ですね！
２０分程待って私達の番号が呼ばれ、店内へとはいって行きます。
メニュー表を見て早速注文！ 「デラックスお好み焼き」と「チーズお好み焼き」を選択です。
また、「そば」か「うどん」を選択するとの事で、「DXにそば」「チーズにうどん」の組み合わせとしました。
想像していた以上の大きさに２人も❝驚き❞です！
ちなみに「鉄板」と「お皿」も選択出来、お皿を選びました。
お隣のテーブルの女性２人組は２人で１つを注文していたのも分かる気がしますね。
お腹もいっぱいになり、次は「原爆ドーム」へと向かいます。
こちら「そごう広島」から数百メートルほどしか離れていないので、歩いて行く事が出来ます。
私達夫婦の旅行は観光がメインでは無く、その土地の街の様子など楽しむ事も目的となっています。
その為、一般的な「観光名所巡り」では無くて、その土地その街の雰囲気を楽しみ、デパートなど大型施設や小売店などの商業施設、カフェや宿泊先となるホテルの内容を楽しむ事がメインとなっています。
しかし、今回の「広島旅行」で❝必ず行く❞と決めていた場所が「原爆ドーム」です。
当初天気予報では「雨」との予測も有った中でしたが、持って来た折り畳み傘は不要となる青空の天気になってくれました。
青空の下で「原爆ドーム」をしっかり撮れた事はとても良かったですし、私達夫婦を入れた「原爆ドーム」との写真も人にお願いして撮ってもらう事が出来、しっかりと記録に残す事が出来て嬉しく感じました。
また、今回の旅行で広島を代表する場所としての「宮島行き」も検討していましたが、現在宮島の鳥居は修復中との事で、あの有名な絵柄が見れないとの事も有り、今回は断念しました。
「原爆ドームを見る」との第１の目的を達成出来、１日目の宿泊先の場所をスマホにて再確認します。
「原爆ドーム」から本日の宿泊先までは歩いても行ける距離です。
しかし、天気の良さから日差しも強めとなっていて気温も高く汗も出てきました。
チェックイン時刻までまだ余裕もあると言う事から冷たい物を食べたい気持ちとなり、妻が調べてくれた「気になるカフェ」へ寄って行く事にしました。
「そごう広島本館２F」に有る「パリフル」です。
中へ入ると店員さんが「お好きなテーブへどうぞ」と言ってくれたので、外の景色が見える席を選んでみました。落ち着いた雰囲気の店内も良いですね。
紙屋町東駅を出発する路面電車の様子が見えます。
そして今回２人で注文した品が「アップルパイ ９５０円」と「和風パフェ ９８０円」です。
勿論、２人でシェアしながら食べます。
アップルパイは温かくてサクサク、パフェの抹茶とこし餡にアイスの組み合わせも良いです。どちらも注文して大正解の品ですよ。
２人共身体がより元気になった所で、ホテルへと向かいます。
広島の路面電車にも乗ってみたいとの事から早速乗車、３駅の距離を移動して「八丁堀駅」にて下車、ここから５分程歩いてで１日目に宿泊するホテル「ホテルインターゲート広島」へ到着です。
大浴場とラウンジが有るホテルで、フロントは１４階にありました。
朝食バイキング付のプランを選びましたが夕食は無しの為、再びホテルを出て近くに在る「福屋」のデパ地下へ買い出しに行って見ました。
一泊目の夜を「インターゲート広島」でゆっくり過ごし、翌日は広島駅方面へと移動です。
駅前を散策し、次に駅ビルへ移動。現在は駅前を開発中の様で仮の通路も存在しています。
広島駅のお土産売り場「ekie」は沢山のお土産（食べ物）がありなかなか楽しい場所と感じる事も出来、「あなご弁当」を購入。
２日目に向かったカフェも妻が事前に調べてくれていたお店で「そごう広島 新館３F」にある「神戸珈琲物語」です。
窓側の席からは「広島県庁」が見え、人気の座席の様ですね。
こちらで注文したメニューは「アフタヌーンティーセット １４８０円」です。
またまた甘い物を２人で食べて大満足。
２日目宿泊のホテルのチェックイン時刻まで少し余裕がある為、「広島城」へ足を運ぶ事にしました。
グーグルマップで距離を調べてみると「そごう広島」より７００ｍ程と言った近さで歩いて行ける距離です。
美術館横を通り地下道を抜けると目の前には「お堀」が見えます。
そこから天守閣までは少し距離は有りますが、青空の下ゆっくり歩いて向かいました。
「広島城天守閣」少し手前で夫婦２人揃って記念撮影。
来た道を再び戻って行く形で歩いて行き、途中で「廣島護國神社」へ寄り、こちらで妻がお小遣いから家族分のお守りを購入。
私へは「毎日マイカー通勤している事への心配の気持ちを込めて❝交通安全のお守り❞をプレゼントしてくてくれました。
２日目に宿泊する「リーガロイヤルホテル広島」へ到着。先ほどの「そごう広島」のすぐ隣に在り繋がっている形なので雨の日の移動にも便利ですね。
こちらの素敵なホテルで１泊過ごせて大変満足でした。
次の日の１２時～１４時の間に「リーガロイヤルホテル広島」の３３階にて「スイーツビュフェ」を楽しみ。
その後、「広島駅」より１６時代リムジンバスにて「広島空港」へ戻りました。
広島空港では再びANAのラウンジを利用です。
仙台空港よりも広く座席も多かったですね。
仙台空港行きの便は１９：５０発との事で広島空港離陸としては最終に近い時間帯ですので、ラウンジ内の利用客も殆どいない状況です。
雨雲も多い中、飛行機は安全飛行にて私達を無事に仙台空港まで運んでくれて感謝です。
夜遅めの時間帯となったものの無事に自宅へ到着出来、「楽しかった旅行の気持ち」と「自宅に戻った安心感」の両方を感じながら２人共早めに寝床へと向かう様にしました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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