10月中旬へと入り気候もすっかり秋らしくなり、朝晩の気温も若干寒いと感じるくらいの宮城県で夫婦2人で日々を楽しく過ごしています。
週末に合わせて仕事の休暇を貰い、夫婦2人で再び東京へと足を運びました。
今回の一番の目的は「特別養護老人施設」にて生活をしている「私の父」との面会でありました。
コロナ禍によって約3年の期間、面会には制限が有りましたが9月に入ってようやく制限が緩和され部屋に直接入る事が出来る状況へと変わり、父の直ぐ真横まで行く事が可能となりました。
先月この「緩和の知らせ」を聞き10月に父に会いに行く事を計画し、早速実行へと移す事が出来ました。
「仙台と東京」距離にして350~400km程でありますが、現代の交通手段の発展によって「移動に対しての利便性が非常に高い区間」と感じられ、私達夫婦にとっては❝東京は近い距離にある❞との認識であります。
私の母自身の生活と言うと、父が「特養」に入っ後からワンルームのアパートへと引っ越し一人暮らしの状況へとかわりました。
1部屋との事も有り私達夫婦が2人で「私の実家方面」へ一泊にて足を運ぶ際には、都内の宿泊施設を利用する様にしています。
今回の「東京行き」も一泊での計画として考えた中、何処へ宿泊するのかを考え妻と相談している中、以前見付け気になっていた「小田急線 新百合ヶ丘駅」近くのホテルを候補としてみました。
「父が暮らす施設」からもそれ程遠くは無い距離であり、父と面会した後からの移動でもちょうど良い場所と判断する事が出来ました。
そして妻からの❝もう一つの提案❞として「母を招待し一緒に宿泊する内容」を出してもらえました。
父との面会時は、私の母とも施設にて待ち合わせをして❝3人で行う❞内容でありましたが、面会後に一緒に夕食を食べてその場で別れてしまうよりも「一緒に宿泊して翌朝も一緒に行動する」の方が意味が大きいと考えてくれたのです。
ホテル予約などのトラベル業務を得意とする妻が早速2部屋の予約を取ってくれました。
その内容を母へメールにて伝えてみると早速返信が届き、❝喜んでくれている様子❞も文章よりしっかりと伝わってきました。
「新百合ヶ丘」母自身にとっては自宅から遠い距離では無い地域に当たりますから「旅」とは違う状況となります。
しかし、普段の「一人暮らしアパート生活」とは違い❝非日常生活❞を感じられる事、そして❝私達と一緒に過ごせる時間❞への楽しみと期待感に対しても嬉しさがあったと私自身も想像出来ました。
面会時の内容となりますが「現在はしゃべる事も動く事も出来ない私の父」に対して3人で沢山話し掛け手を握るなど、その時の母自身はより❝はしゃぎ気味❞となる形で無事に面会する事が出来ました。
その後、タクシーと小田急線を利用し「新百合ヶ丘駅」へと到着。
こちら駅前に在る「複合ショッピングビル OAP」6階までに複数の商業店舗が入っています。
この建物の7階~9階部分がホテルとなっているのです。改札口を出て目の前、とても便利な立地であります。
父が元気だった頃、母は父と一緒に「新百合ヶ丘」まで複数回足を運んでいた様で、こちらOPAへも来た事があったそうです。しかし上層階部分にホテルが有る事を今回初めて知ったとの事であり、当時は気付いていなかったとの話です。
建物横の歩道を歩いていくと入口が見えます。
こちらは車で来た方がメインの正面入口となります。勿論、車以外でもこちらを利用出来ます。
入口を入ったエレベーターホールへと繋がるフロアー
私達は最初ホテルの入口が分からず、そのまま「OPA」へと入ってしまいOPA店舗街側からエレベーターホールへと入って行きました。
右側の扉が「OPA」へと直接繋がる扉となります。店舗営業時間帯のみ利用可能となっています。
ホテルフロントは7階となっています。
7階のエレベーターホールです。
エレベーターを降りて右方向に進んで行くとホテルフロントが有ります。
正面には中庭を眺めながら友人や家族で会話を楽しめるスペースと椅子が並んでいます。
今回私達3人が宿泊する部屋は8階となりエレベーターにて1つ上へ移動しました。
8階の様子です。
私達夫婦が宿泊するツインの部屋。価格は朝食付きで22446円
なかなか広くて快適な部屋です。
こちらから見える景色は駅前正面広場側となります。部屋に入った時の時刻は17時頃、日が西へと傾き丹沢の山々がシルエット風に浮かび上がって見えます。
早朝の景色です。土曜日の朝との事からなのか人の姿も少ない様です。
朝食時刻前に❝ちょこっと散歩❞と考えて部屋を出て見ました。
8階から見た「中庭の様子」です。
中庭への出入口。
「ホテルモリノ」のホームページを見た際には、中庭は1階の景色と感じてしまいましたが、実際来てみて分かった事に❝ビルの7階部分❞に中庭が作られていたのです。
朝食開始少し前の時刻との事でレストランの中では朝食の準備が進められています。
「ハロウィン」の時期との事で、この様な飾り付けも行われていました。
夜はこの様にライトアップされ、とてもキレイです。
こちらの景色は、母が宿泊していた「シングル」の部屋から見える内容です。「シングルルーム」の価格は11094円。
小田急線が走っている様子が見えます。
夜の駅の様子。
朝食は朝6:30~開始となっている中、私達家族3人は7:15頃に足を運んでみました。
こちらの4人掛けテーブルを利用します。
朝食メニューは「和定食」「洋定食」の2種類から選ぶ形です。
レストラン内の様子。他のお客さんが外れたタイミングを見て周りを撮影。
ドリンク類はセルフサービスとなっています。
「洋定食」が到着しました! 3人共「洋定食」の注文。
女性スタッフの方へ「パンのお替り」を尋ねてみた所、可能との事で「食パン」の追加をお願いしてみました。
最後は「ホットコーヒー」を飲んで❝ごちそうさま❞です。
朝食を食べ終えた後は一度各自の部屋へ戻りゆっくり過ごし、チェックアウトまでに荷物を纏める事としました。
妻から提案して貰えた「母も一緒に宿泊」との内容を実行した事で、前日の夕食時も一緒に駅近くのお店へ行き予約していた個室にて3人で会話をしながら楽しい食事が出来とても良い時間となりました。
夕食後にホテルの部屋に戻った際にも、私1人で母の部屋を訪れ(妻からの後押しもあり)「親子2人」で色々な内容の話をする事が出来ました。
現代は離れた地域であってもスマホを使って簡単に連絡を取り合う事は可能となっていますが、やはり直接会っての会話の方が感情面で大きな意味が有ると感じます。
私自身、現在の年齢になってから強く感じる事は❝人生の一番の楽しみは「家族」「友人」と一緒に過ごす事❞であります。
この部分に「時間とお金」を使う事に大きな意味を感じてもいます。
そう言った考えからも「母を招待して一緒に宿泊」は大きな価値があると思います。
「夫婦お互いの理解」と「それぞれ皆の健康」が有ってこそ実行出来る事ですし、私自身が健康で働く事によって「行動する為に必要となる経済的な部分」も自然と成り立ってくると思います。
自分と関係している「人」「物」「事」が自然な形で繋がり、バランスが取れていると感じ❝とても有難い❞と思います。
次の「夫婦2人で東京へ足を運ぶ楽しみ」を考えると共に、今回も私の父の所へ一緒に会いに行ってくれた妻に感謝したいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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