2022年8月28日、航空自衛隊松島基地にて「松島航空祭」が行われました。
コロナの影響により2020年と2021年は開催されずでしたが、今年は開催予定との内容を目にして早速「航空自衛隊のHP」を確認しました。
今まで「航空祭」と聞くとどこの基地でも入場制限無しで自由に見に行く事が出来ていましたが、今年の「松島基地航空祭」はコロナの影響から入場制限を行うとの事で事前申込みの期間が設けられていました。
また申込み多数の場合には「抽選」になるとも書かれ、その場合は「当選者」のみ入場可能になるとも明記されていました。
私は以前に各地の航空祭へ足を運んだ経験も有りましたが、妻は一度も航空祭を見に行った事が無いとの事も有り、地元宮城県の基地でもある「松島航空祭」にて「ブルーインパルス」を見て貰いたいと考えて早速申込みをしてみました。
皆さんもご存じの「ブルーインパルス」、全国各地の航空祭や国のイベント等で目にする事が有ると思いますが、ブルーインパルスの本拠地は東松島に在る松島基地となっているのです。
例年の松島航空祭には約5万人程の来場者が有ったのですが、今年の入場制限数はどの位に設定されているのか分からない中、抽選になった場合は「当選して欲しい!」との願いで待っていました。
そして嬉しい事にスマホへのメールに「当選おめでとうございます」との連絡が届きました。
後日自宅へ「当選ハガキ」が届くとも明記されていて、無事に私達夫婦2人分のハガキが配達されました。
あとは当日の天気が良い事を願うばかりです。
天気が悪い場合、やはり「ブルーインパルス」の演技飛行は出来なくなってしまうからです。
余談となりますが記憶の中では7~8年前に友人と言った「入間航空祭」の時は20万人の来客(ニュース報道によると)が有り、帰宅時に大混雑していました。
前日の27日㈯は午前中は曇りの天気、午後から夕方前までは青空が広がる事も有り「日曜日も晴れて欲しい!」との願いを込めて過ごしていました。
通常の航空祭ですと一番の見せ所である「ブルーインパルスの演技飛行」は午後一番最後に設定されています。
しかし松島航空祭に関してはブルーインパルスの本拠地である事から午前と午後の2回演技飛行が行われます。
2回目の演技飛行が終わると、大勢の観客が一斉に帰り支度を始め駅へと向かいます。
そうなると最寄駅となるJR仙石線「矢本駅」は混雑のピークを迎える事になります。
それを避ける為に一部の観客は午前の「ブルーインパルス演技飛行」が終わった時点で駅へ向かう(帰宅)方も居ると思います。
私達夫婦もその計画を頭に浮かべ、「松島基地航空祭9時~15時」の午前9時入場に合わせ電車に乗って行く計画を考えました。
前日27日の夕方時点での天気予報を調べてみると東松島の天気は27日夜~28日昼12時まで雨マークとなっていました。
暗くなってから外を確認すると、私達の住む地域でも既に雨が降り始めていました。
そこで妻と相談し「午後のブルーインパルス演技飛行」に期待し「お昼に松島基地へ到着する様に家を出発しよう」と計画変更する事にしました。
そして翌日の朝です。
早めに起床し外を確認してみると、やはり雨が降っています。
天気予報の雨雲レーダーを再確認してみても、変わりは無く昼まで雨雲が掛かっている状況です。
予定通りに午後の「ブルーインパルス演技飛行」に期待する事とし、昼前に矢本駅へ到着する様に自宅を出発しました。
今回「松島基地航空祭」を見に行くに合わせて、もう一つの予定を取り入れてみました。
それは、妻がテレビを見ていた時に「サンドウィッチマン」が「ジャニーズのメンバー」を連れて宮城県の食を紹介する番組は放送されていて、その時に「のりうどん」の店が紹介されていました。
気になった「のりうどん」のお店は、丁度今回行く松島基地の最寄り駅である「矢本駅」の近くにあるのです。
午後から松島基地へ入る事と決め、先に気になった「のりうどん」をお昼ご飯として食べて行こうとの計画になったのです。
「矢本駅」に到着した時刻は午前11:15分頃。
まだ雨は降り続いている状況の中、傘をさして歩き始めました。
駅から10分程の距離にあり、直線の道の遠目から看板を確認する事が出来ました。
お店に到着してみると、店舗前には沢山のお客さんが立って居ました。
やはり考える事は皆同じようです。
こちら元力士が開いているお店「ちゃん六 萩乃井」は、「ちゃんこ鍋」がメインだった様子ですが、現在はのりうどん」が有名になっている様です。
順番待ちの用紙に名前を記入し、その時点で約20組待ちです。
レジ前に「お土産用ののりうどん」が販売されています。
待ち時間1時間15分程で店内の座席に案内してもらえました。
やはり注文も連続している様子、店員さんも忙しく動き回っています。
壁に泉ピン子さんのメッセージが飾ってありました。
今回私達夫婦が注文したメニューは3品、「天ざるのりうどん」1380円 「天ぷらのりうどん」830円 「天丼970円」です。
注文してから20分程で到着しました。
天ぷらがサクサク、黒色をした細めのうどんは、のりの風味があって美味しいです。
お腹が空いていた事も有り、私がメインで食べてしまいました。
食べ終えてお店を出た時刻は13時15分頃、まだ小雨は降り続いていました。
午後の「ブルーインパルス演技飛行は14時頃開始の予定でしたので、諦めずの気持ちで松島基地へと向きました。
矢本駅から基地入口まで徒歩15分程ですが、多くのお客さんが駅へ向かって来る形で歩いて来ています。
朝から降り続いている雨の影響で、午前の展示飛行は全て中止となっているとも予想出来ましたし、午後の展示飛行も無しの可能性が高いとの事から、多くの方々が帰宅を決めて駅へ向かっているのだと感じました。
その中、私達夫婦は逆流する様に基地方面へと歩いて行きます。
基地の門を通り更に誘導路を歩いて行くと、「入場用当選ハガキ」の確認と「手荷物検査」の場所がありました。
その手前辺りに有った基地内スピーカーからは「ブルーインパルスの発進準備アナウンス」が流れ始めていました。
まだ小雨は続いている物の空は少し明るくなってきています。
多くのお客さんが駅へ向かっている姿とは逆に基地内立入禁止ロープの周りに沢山のお客さんが立って居る様子も見えました。
「ブルーインパルス飛ぶのかもしれない!」と思い、私も傘をたたみカメラを用意し始めてみました。
多少の雨がカメラに落ちて来てはいましたが気にせず後ろの方で構えていると、誘導路へと移動して行く「ブルーインパルス」の姿が見えて来ました。
更に空の雲は薄くなって来ました。
14時になり1号機から順番に離陸して行く姿が見えました。
その後6機での展示飛行開始です!
既に雨も上がり、雲も切れ始めて来ました。
「フルメニュー」では有りませんでしたが、天気が微妙な中で演技飛行を開始してくれ、色々な演技飛行を披露してくれました。
妻は初めて直接「ブルーインパルス」の演技飛行を見る事が出来て、とても喜んでいました。
朝から雨が降り続く中、予想を立てて行き本当に良かったです。
基地内に展示されていた飛行機も写真に撮って、15時ちょっと前に基地を出る形で「矢本駅」へ向かいました。
駅への帰り道では傘は不要の状況、更に仙台へ向かっている「松島海岸」辺りではキレイな西日と青空が広がる状況まで天気は回復していました。
1日で「萩乃井さんののりうどん」と「ブルーインパルス」を楽しむ事が出来て本当に楽しい1日でした。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
コメント
航空祭の思いが出てきました。人生初の航空祭なので、楽しかったです。記事を読んで気づきましたが、その時晴れ空で航空祭を見たのは運です(笑)。雨の日なんですけれど、奥さんと一緒に見に行ったのは良いですね。
天気の良い「晴れの日の航空祭」はより楽しいですし、青空が広がる大空の中を白いスモークを出して演技飛行する「ブルーインパルス」はとても感動出来ますね!
一方、今回の様な空の中でのブルーインパルスの演技飛行を見る事が出来たのも貴重な体験だったと感じます。
それを妻と一緒に体験出来た事がとても良かったと感じています。