時の流れって
今年2021年も後1ヵ月程で終わりとなりました。「一年が過ぎるのって本当に早いね」との会話を妻と良くしています。
夫婦2人共40代後半との年齢になったからこそ感じる事なのかどうか、同年代の皆さんの気持ちも気になる所ですね。
1日24時間との時間の流れは皆同じですが、私自身30代の時よりも現在40代の方が断然に時間なの流れの早さを感じています。
若い頃よりも❝行動する内容が増えたから❞なのか、それとも❝目標の有る内容が多くなったから❞なのかかと色々と考えますが、若い頃は若い頃で好きな事や趣味と言った内容に沢山の時間を使い、寝る時間を削ってでも行動していた事を考えると、若い頃の方が❝行動する内容が多かった❞様にも感じます。
それでも「一年間と言う時の流れ」に対して、現在程❝早いなぁ~❞とは感じていなかったと思います。
現在の年齢になると健康面をより意識する様になり、健康の為にも睡眠時間をなるべく多く取るように心掛けていますので、そうなると起きている時間の中で❝行動出来る内容は限られて来る❞と思います。
私自身、結婚してからは「目標や行うべき行動」と言った物が、自分の中で明確になってきて、夫婦2人で協力しながら、重要度や優先順位の高い事から行っているので、「日々忙し過ぎる」と言った感覚は無く、「良い感じでの忙しさ」で「良い感じのストレスが有る」と言った日々となっています。
結婚してからは将来の目標もハッキリとして来て、その為の日々の生活としても独身時代よりも❝とても充実した毎日を過ごしている❞と言った感覚があります。
❝充実した毎日❞と言った所から来ている「時間の流れの早さを感じる」なのかも知れません。
そして時間が過ぎて行くと感じる中で特に重要と思う事は、「私達夫婦の年齢が上がって行くのと同じく、お互いの両親の年齢も上がって行く」との内容です。
皆さん時間流れは同じと言っても各年代での10年間との時間の流れは内容が大きく変わると思います。
子供の頃の10年間との歳月は大きく成長していく姿の変化が見え良い事と感じますが、60代を超えてからの10年間になると、「長寿に向かうとの良い面」に対して若い頃よりも「身体の衰えから来る健康維持の難しさ」と言った内容の方が大きく感じられると思います。
私達夫婦が常に考えている事として「お互いの両親が健康で動ける間に、人生の楽しみとして一緒に沢山の経験をしたい!」との思いがあります。
懐かしいナボナ
先日、私達夫婦2人で神奈川県の実家へ行ってきました。
みっちー自身は、元々神奈川県生まれの神奈川県育ちの人間です。そして、私の母は現在70代半ばとなり一人で元気に生活を行っています。
一方、父は「認知症」との病気から始まり現在は「特養」の施設に入り、❝口からの食事が出来ない❞と言った状況となりましたが、その地域の支援や特養施設で働く方々、その他関連する仕事で努力されている方々からの多くの助けによって、父も日々を過ごしています。
母が一人暮らしする実家へ久々に顔を出しお互いの元気な姿を確認し、部屋の中で色々な話をして過ごし、夕食時にはお店を予約しゆったりとした個室感覚の空間で3人で美味しい料理を味わい「かる~くアルコールも飲みながらの夕食」と言った楽しい時間を過ごす事が出来ました。
実家の部屋で過ごした時には、母が近くのお店から「亀屋万年堂のナボナ」を買って来てくれて、テーブルの上に出してくれました。
私自身、❝久々に「ナボナ」を手に取った❞と言った感覚が有り、「懐かしいと言った感覚」と「やはり美味しい」と言った気持ちで嬉しく食べ始めました。
一方、妻はパッケージを見て「ナボナ?」との言葉が有り、袋を開封し中身を見て「ブッセの事だね」と言って食べ始めました。
妻も「美味しい!」と言ってくれて、生地が❝ふわふわ❞で柔らかくて良いね!と美味しく食べていました。
私自身、子供の頃から「ナボナ」として知って食べていて、勿論「亀屋万年堂」としても子供の頃からの記憶に刻まれていました。
何かの「お祝い事の贈り物」=「亀屋万年堂ナボナ」と言った印象が完成していた位です。
ですから私自身宮城県で生活を始めてからも、宮城県内の百貨店地下街や仙台駅お土産コーナーに置いて有る品と思い込んでいました。
逆に妻にとっては「ナボナ」「亀屋万年堂」の言葉は知らなかった様子でした。
妻の言葉を聞いて「ナボナ」の形や内容は、一般的には確かに「ブッセ」として販売されていると感じましたが、自分の中では「ナボナはナボナ」と言った別の商品との意識で考えていました。
「亀屋万年堂」は東京自由が丘発祥のお店で有り、現在の店舗も東京都・神奈川県のみに在る様子です。そうなると宮城県内では耳にしないのも自然な事かも知れませんね。
子供の頃に見ていたCMの中の「ナボナはお菓子のホームラン王」とのフレーズ、全国でCMされ「全国的に知名度の高い言葉」と今まで認識していましたが、実際は各地域での有名お菓子の存在は大きく違うとも感じる事が出来ました。
始めて「ナボナ」を知った妻も❝とても美味しい❞と言って食べてくれ、残った分は宮城県の自宅まで持って帰って来て食べる事となり嬉しいですね。
更には宮城県から「亀屋万年堂直接の通販」にて注文し、今回実家で食べた「ナボナ」以外の味も注文し美味しく味わう事にまで発展しました。
ナボナ | 商品紹介 | 東京・自由が丘発祥の老舗和菓子店:亀屋万年堂 (navona.co.jp)
今回実家で食べた「ナボナ」は新商品の様で初めて食べた味でしたが、❝北海道ナボナ❞は「あんバター味」で、「あんこ」と「バター」の組み合わせ商品が好きな私にとっては大歓迎な商品です。
もう一つの「季節限定 九州ナボナ」は「薩摩芋」と「バター」の組み合わせで妻が特に気に入った様子です。
昔から存在していた味も購入、パッケージは変わっていましたが❝昔と変わらぬ美味しさ❞に、やはり子供の頃からの記憶が蘇り嬉しい気持ちで味わう事が出来ました。
個人的には「子供の頃の体験と記憶って、大人になってからも大切」と感じますね。
神奈川の実家へ足を運び❝私達夫婦が母と一緒に時間を過ごす❞事が出来た状況に対しとても嬉しいと感じる事が出来ましたが、現在施設に入っている父とは一般面会が出来ない事から会う事は出来ませんでした。
宮城県と東京神奈川との距離は約350km程有ると言っても、仙台駅から新幹線に乗れば東京駅まで2時間弱で行く事が出来るとても便利な現代です。しかし私自身も働いているとなると、いつでも簡単に行く事が出来る訳ではありませんね。
そうなると時間はまだまだ沢山有る様に思えても、「実際に行動出来る時間は限られて来る」とも思います。
一般的に聞かれる「健康寿命」。この時が人々が自由に行動出来る時間で有ると考えると、その時間がどの位有るのかと言う事は、誰にも分からない事ですね。
日々の行動や食生活を意識して「健康寿命を延ばす努力」を続ける事は出来ると思うので、この事は夫婦で良く話しています。
白糸の滝
最近パソコンに保存されている以前の撮った画像を見ていると、元気な父と一緒にドライブ出来た時の写真を見付け、日付を確認する事が出来ました。
2019年2月に私が実家へ帰省した際に両親を誘って「静岡県の清水港」まで海鮮を食べに行き、帰り途中に寄った富士宮市に在る「白糸の滝」の記録です。
この時、父は既に「初期の認知症」となっていて会話の嚙み合わない点も所々有りましたが、まだまだ足は元気で食欲も有り喜んだ表情も見せてくれ、自分自身もドライブを楽しむ事が出来ました。
現在が2021年12月となると約3年前の出来事となります。
両親が写った写真の記録も残っていて嬉しく、写真を撮る事が好きで「情景写真」などを沢山撮っていた私にとっても、記録写真という存在の大切さも感じます。
写真を撮る事で記録を残し過去を思い出す事も大切ですが、現在進行形で先々の楽しみの予定を作り、❝家族皆が元気で自由に歩ける間❞に沢山の楽しみを経験する事を先に想像し、その時々のイベントの中で記録としての写真を撮って行く事で多くの❝思い出が記憶だけではなく、記録としても残っている❞との事が大切とも感じています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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